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1991年1月17日は、湾岸戦争の戦闘が、本格的に開始された日。
投稿日 2022年1月17日 00:00:27 (今日は何の日ですか)
1991年1月17日は、アメリカ軍などの多国籍が、イラクに対する空爆などの「砂漠の嵐作戦」を開始し、ここに湾岸戦争の戦闘が、本格的に開始された。
・1991(平和3)年1月17日は、アメリカ軍などの多国籍が、イラクに対する空爆などの「砂漠の嵐作戦」を開始し、ここに湾岸戦争の戦闘が、本格的に開始された。
・1990年8月2日のイラクによるクウェイト侵攻をきっかけに、国際連合が多国籍軍の派遣を決定し、1991年1月17日にイラクを空爆して始まった戦争です。
・1990年8月2日、イラク軍は隣国クウェイトへの侵攻を開始し、8月8日にはクウェイト併合を発表した。これに対し、諸外国は第二次世界大戦後初となる、一致結束した事態解決への努力を始めた。
・国際連合安全保障理事会はイラクへの即時撤退を求めるとともに、11月29日に武力行使容認決議である決議を米ソは一致して可決し、マルタ会談とともに当時の冷戦の終結を象徴した。
・翌年1月17日にアメリカのジョージ・H・W・ブッシュ大統領はアメリカ軍部隊をサウジアラビアへ展開し、同地域への自国軍派遣を他国へも呼びかけた。
・諸国政府はこれに応じ、いわゆる多国籍軍が構成され、これは第二次世界大戦以来の連合でした。アメリカ軍が多くを占めるこの連合軍には、イギリスやフランスなどといったヨーロッパのみならず、イスラム世界の盟主サウジアラビアを始めとする湾岸諸国やアラブ連盟の盟主エジプトといった親米アラブ諸国、さらにイラクと同じバアス党政権のシリアのような親ソ連の国も参加した。
・国際連合により認可された、34ヵ国の諸国連合からなるアメリカ、イギリスをはじめとする多国籍軍は、バース党政権下のイラクへの攻撃態勢を整えた。イラク政府による決議履行への意思無きを確認した諸国連合は、国連憲章第42条に基づき、1991年1月17日にイラクへの攻撃を開始した。
・このクウェイトの占領を続けるイラク軍を対象とする戦争は、多国籍軍による空爆から始まり、2月23日から陸上部隊による進攻が始まり、多国籍軍はこれに圧倒的勝利をおさめ、クウェイトを解放した。陸上戦開始から100時間後、多国籍軍は戦闘行動を停止し、停戦を宣言した。
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