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1995年5月23日は、長良川河口堰の運用開始日。
投稿日 2022年5月23日 00:00:13 (今日は何の日ですか)
1995年5月23日は、長良川河口堰の運用開始日。
・1995(平成7)年5月23日は、長良川河口堰の運用開始日。
・長良川河口堰は、岐阜県郡上市高鷲町から濃尾平野を貫流して三重県桑名市長島町で伊勢湾に注ぐ長良川の河口から5.4キロメートルの地点で、左岸は三重県桑名市長島町、右岸は同市福島に、1988(昭和63)年7月に着工された堰をいう。
・総工費約1500億円で、1968年(昭和43)に閣議決定された当初の計画では、利水を目的としていたが、その後の水需要の実状とはあわなくなったため、当局側は目的を治水に変更し、着工した。
・長良川は本流にダムのないまれな川のひとつです、自然度が高くサツキマスや鮎など貴重な生物が遡上し、生息するため、自然保護の見地から、堰建設の反対運動が強まった。
・当時の建設省と水資源開発公団は工事を続行、当時の細川首相も1993(平成5)11月、参議院環境特別委員会で「工事中止の考えはない」と述べた。建設相は1995年3月末に完成した堰の「5月23日からの本格運用」を宣言した。更にその後、1998年4月より知多半島地域および三重県中勢地域への給水も開始された。
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