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1957年8月27日、「日本初の原子の火が灯った日」
投稿日 2019年8月27日 00:00:31 (今日は何の日ですか)
・1957年8月27日、「日本初の原子の火が灯った日」
・1957(昭和32)年8月27日午前5時23分、茨城県・東海村の日本原子力研究所に設置されたウォーターボイラー型炉1号にて行われた臨界実験に成功した。
・これにより日本最初の原子の火が灯りましたことを記念して、記念日と制定された。
・本格的な原子炉運転が開始されたのは、同年11月26日のことで、現在は原子炉としての運転は廃止されている。
・戦後、日本は原子力研究を禁じられていたが、1953年12月、国連総会でアイゼンハワー米大統領が演説で「アトムズ・フォア・ピース」を唱え、原子力の平和利用のために、米国がウランを貸し出すことを宣言した。
・我が国では、1956年1月1日に原子力基本法、原子力委員会設置法、総理府(現内閣府)設置法の一部改正法(原子力3法)が制定・施行された。基本法では、わが国の原子力の研究、開発、利用を平和目的に限定し、初代委員長に正力松太郎・国務大臣が就任した。
・1957(昭和32)年8月27日の実験炉で出力はわずか50キロワット、今は、日本原子力研究開発機構と名前が変わたが、日本原子力研究所でした。
・この原子炉は1970(昭和45)年3月まで運転され、原子炉を利用した各種の実験や技術者の訓練に役立った。
・現在、原子炉としては廃止されており、燃料などは取り除かれ密閉管理された状態で建屋や原子炉室は原子力科学研究所敷地内にJRR-1記念展示館として公開されている。
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