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1964年10月10日、「東京オリンピック開幕日」
投稿日 2019年10月10日 00:00:30 (今日は何の日ですか)
・1964年10月10日、「東京オリンピック開幕日」
・1964(昭和39)年のこの日、アジアで最初の第18回オリンピックが、東京で開催された。94の国と地域から5133名が参加した。
・日本からは、437名の選手が参加し、開催された20競技全てに参加し、金が16個、銀が5個、銅が、8個と、日本のオリンピック史上に残る素晴らしい成績。
・この日の開会式の模様は、人工衛星を使って宇宙中継された。
・歴史的には、1940年東京オリンピックの開催権を返上した後に参戦した第二次世界大戦で敗戦したものの、その後急速な復活を遂げた日本が、再び国際社会の中心に復帰する象徴的な意味を持った。
・東京オリンピック招致の成功は、開催に先駆けて1964年4月28日に経済協力開発機構への加盟が認められる大きな背景となった。わが国が、再び先進国として復活した証明の一つともなった。
・東京オリンピック開催を契機に、競技施設や日本国内の交通網の整備に、多額の建設投資が行なわれ、競技や施設を見る旅行需要が喚起され、カラー放送を見るためのテレビ受像機購入の飛躍的増加などの消費も増えたため、日本経済に「オリンピック景気」といわれる好景気をもたらした。
・特に開催地の東京では、開催に向けて競技施設のみならず、東京モノレール羽田空港線・首都高速道路・ホテルなど、様々な整備が行なわれ、都市間交通機関の中核として東京から名古屋を経由して、大阪に至る三大都市圏を結ぶ東海道新幹線も開会式9日前の10月1日に開業した。
・開会式は10月10日、閉会式は10月24日に行われた。オリンピック開会式の10月10日は、1966年(昭和41年)以降「体育の日」として親しまれるようになったが、「体育の日」は2000(平成12)年より10月の第2月曜日となっている。
・第18回オリンピックから、56年後の2020年に、再び東京で、オリンピックが開かれることが、2013年に決まった。200を超える国から、選手が集まり,33競技が行われる予定。
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