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1981年10月16日、「世界食料デー」
投稿日 2019年10月16日 00:00:37 (今日は何の日ですか)
・1981年10月16日、「世界食料デー」
・1945(昭和20)年10月16日に、国連食糧農業機関が、設立されたことを記念して、国連の国連食糧農業機関によって1981(昭和56)年に制定された「世界食料デー」は、国際デーの一つ。
・この日には、世界中の人々が食料不足で、苦しまないためには、どうすればよいかをテーマに研究発表会が開かれる。
・「世界食料デー」は、1979年11月の第20回国連食糧農業機関総会において、同加盟国により創設された。ハンガリー代表団が、第20回国連食糧農業機関総会で積極的な役割を果たし、世界規模で「世界食料デー」を祝う考えを提唱した。以来、毎年150カ国以上で、貧困や飢餓の背景にある問題への意識向上が図られている。
・この日には、国連世界食料計画や国際農業開発基金をはじめ、食料安全保障に携わる多くの組織によって広く祝賀が行われている。
・1981年以降、世界食料デーは毎年異なるテーマを採用しており、それは行動が必要とされる分野に光を当てて共通の焦点を与えるため。
・2016年が「気候変動:食料・農業も適応を」。2017年が「移住者の未来に変革を:食料安全保障と農村開発への投資」。 そして2018年のテーマは「2030年までに飢餓のない世界は達成できる」で、これは国連が掲げる持続可能な開発目標ともつながっている。
・テーマの大半は農業関連となっているが、これは農業への投資やそれに伴う教育と保健への支援だけが、現状を変えうるものだから。その投資の大部分は民間部門から来るものでなくてはならず、民間投資を特に促進し刺激するという観点から、公共投資が重要な役割を果たすことになる。
・多くの途上国経済における原動力として農業は重要であるにもかかわらず、この分野は投資不足にしばしば悩まされる。農業分野への援助は過去20年間で著しい減少を示している。
・飢餓や食料問題の解決には、多くの人の協力が必要となっている。この国際デーは「何かしたい」という人たちが一歩踏み出すきっかけになる日。
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