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1900年11月27日、「ノーベル賞制定記念日」
投稿日 2019年11月27日 00:00:47 (今日は何の日ですか)
・1900年11月27日、「ノーベル賞制定記念日」
・1900(明治33)年11月27日は、スウェーデン人のアルフレッド・ノーベル化学者の遺産を基金にしたノーベル賞が制定された記念日。
・彼の残す遺産を基に、人類の平和と進歩に最も具体的に貢献した人々に賞金として与えて欲しいという遺書を残した。賞の選定に当たっては、候補者の国籍には全く関係ないようにとも書いてあった。
・この遺言に基づいて「ノーベル賞」が誕生した。その年の12月10日午後4時30分に彼は他界した。その翌年の1901年12月10日午後4時30分に、彼の命日を記念して、第1回ノーベル賞受賞式が、ストックホルムのコンサートホールで開催された。以来、ノーベル賞受賞式は、毎年12月10日午後4時30分に開催されている。
・彼は、ダイナマイト製造で、大きな利益を得たが、戦争にも使われたために、人道主義者でもある彼は人類の平和と進歩への思いを、このノーベル賞の制定に託した。
・ノーベル賞は、物理学、化学、生理学・医学、文学、平和および経済学の「5分野+1分野」で顕著な功績を残した人物に贈られているが、 経済学賞だけはノーベルの遺言にはなく、スウェーデン国立銀行の設立300周年祝賀の一環としてノーベルの死後70年後にあたる1968年に設立されている。
・それにしても、ノーベル賞選定における案件調査の広さ、深さとその見識の高さには、常々感心させられる。世界各地で、活躍し、業績を上げている多くの案件の中から選定する過程とその意味、結果に感銘させられる。
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