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1959年7月31日、「こだまの日」
投稿日 2020年7月31日 00:00:13 (今日は何の日ですか)

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・1959年7月31日、「こだまの日」
・1959(昭和34)年7月31日は、特急「こだま」による狭軌道鉄道での時速163キロメートルを達成した日を記念した記念日。
・「こだま」の名称は、1958年(昭和33年)、東京から大阪間の日帰り可能な電車による「ビジネス特急」新設にあたって、最終的には国鉄末期まで広く使われた「呼び名」で、一般公募によって決められたもの。
・東海道新幹線開業に伴う東京から大阪間在来線特急の廃止により、在来線特急としての「こだま」は1964年9月30日に廃止され、翌日10月1日から新幹線の列車名として使用されている。
・1958(昭和33)年11月1日、東海道本線に華々しく登場したビジネス特急「こだま」は、当時先進国に負けない設備と性能を持つ特急電車を作る、という方針で設計された151系ビジネス特急電車だった。
・1959(昭和34)年7月31日16時07分30秒。東海道線金谷から焼津間の上り線 東京起点202km付近で、当時の狭軌鉄道世界最高速度である時速163キロメートルの記録に成功した。
・高速度試験に使用された編成の先頭車には、後にその功績をたたえたチャンピオンプレートが取り付けられた。
・結局、ビジネス特急電車の東海道線での活躍は登場から、わずか6年間だった。しかしその後は山陽・九州地区に活躍の舞台を移し、さらには性能向上改造を経て上越線、中央線、信越線などで使用された。そして、このデザインは国鉄特急列車の基本となって日本中を駆け巡った。
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