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1959(昭和34年)年の今日2月8日は、黒部トンネル開通の日
投稿日 2019年2月8日 00:43:33 (今日は何の日ですか)
1959(昭和34年)年2月8日 黒部トンネル開通
・昭和34年2月8日の今日、全長約10キロの黒部ダムトンネルは、黒部第4ダム建設の資料を運搬するために建設したが、現在は長野県の大町から富山県へ抜ける観光コースに組み込まれるトロリーバスが走っている。
・黒四ダムの建設資材を運ぶ二つのルートの内、いわゆる関電黒部トンネル(旧大町トンネル)は僅か80mの破砕帯突破の超難関工事の為、半年以上工事は中断したが、昭和33年(1958)5月見事に開通。
・欅平から、黒四ダム建設現場迄の資材運搬用のトロッコ電車が完全通行可能になったのは、昭和34年(1959)の今日2月8日、このルートの一般公開は今もされていない。
・つまり、黒四ダム建設の為のトンネルは二つあり、関電黒部(大町)トンネルは1958年開通後、立山・黒部アルペンルートの一部として関電トロリーバスによってのみ通行可能なトンネル。
・もう一つの黒部トンネルは1959年2月8日開通したルートで、宇奈月からのトロッコ電車の終点「欅平」からの延長ルートのトンネルだが、一般利用には供せられていない。
・ 昭和43年(1968)年公開された映画「黒部の太陽」の舞台となった苦難のトンネル建設とは、前者の関電黒部大町トンネルの事であり、現在はそうした苦難等全く思い浮かべる暇もなく、富山側からは、僅か十数分のトロリーバスで、黒部ダム見学後扇沢に下る事が出来る。
・勿論、長野県大町側からは、扇沢をでるトロリーバスによって黒四ダムに到達する事が出来る。
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