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1987年11月25日、「ハイビジョンの日」
投稿日 2020年11月25日 00:00:28 (今日は何の日ですか)
・1987年11月25日、「ハイビジョンの日」
・1987(昭和62)年11月25日は、日本放送協会(NHK)や郵政省などが、ハイビジョン(高品位テレビ)の普及を図る目的で、この日を記念日に制定した。
・ハイビジョンの画面の走査線の数が1125本で、当時の標準テレビは、525本であることから、11月25日を記念日とした。
・走査線とは、走査線と言う電気信号の線の組み合わせで作られている。この線が多いほど、キメ細かく美しい映像を表示することができる。
・走査線の数が画像の綺麗さを決める。「4Kのハイビジョン2160本、8Kのハイビジョン4320本」と言った様に、走査線の数が多いほど、綺麗に表示される。
・ハイビジョンとは、ハイビジョンは普通のテレビと比較すると、より細かい部分まで鮮明に写すことができる「高品位テレビ」と言われている。より多くの情報を綺麗に伝えることができるので、発売された当時は、「次世代のテレビ」ともいわれていた。
・最近では、テレビの画像が綺麗になるほど、「4K」とか「8K」などと言うが、このこの「K」とは、解像度の意味。
・解像度とは、「キメの細かさ」で、同じ画像を表示するのに、より細かい線で表示するので、よりキレイに見えると言うこと。
・同じ絵を表示する時に、数字が大きいほど、より細かく描き出すことができるので、2Kより4K、さらに、4Kより8Kの方が、数値が多い分、綺麗に表示される。
・アナログハイビジョンは、走査線の数が1125本でした。しかし、ハイビジョンの日の元になったアナログハイビジョンは、普及することなく2007年9月30日に終了してしまった。
・現在のハイビジョンはデジタルである。デジタルハイビジョンは、走査線という考え方ではなく、パソコンの画面と同じで、ドットという点で映像を表示する。
・ハイビジョン画面の縦横比は人間の視野に合わせて標準の4:3よりも横長な16:9を採用してい。最近では、2021年の東京オリンピックを目前として、ハイビジョンテレビの商戦は、さらに熾烈となっている。
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