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1935年11月26日は「ペンの日」
投稿日 2020年11月26日 00:00:00 (今日は何の日ですか)
・1935年11月26日、「ペンの日」
・1935(昭和10)年11月26日に、日本ペンクラブが創立されたのを記念して、1965(昭和40)年に、同クラブが「ペンの日」と記念日に制定した。
・ペンクラブは、文学を通じて諸国民の相互理解を深め、表現の自由を擁護するために、創設された国際的な文学者の団体。日本ペンクラブの初代会長は、島崎藤村小説家だった。
・ペンのPは、詩人(poets)と劇作家(playWrights)を、Eは、随筆・評論家(essayists)と編集者(editors)を,Nは小説家(novelists)の頭文字に由来している。
・日本ペンクラブは、国際P.E.N.の日本支部。国際P.E.N.は、1921年にロンドンで結成された。
・国際P.E.N.は、作家間の国際交流や親善を推進し、国籍、民族、宗教、政治体制を問わず、全ての作家の表現の自由を擁護している。
・日本ペンクラブはその日本センターとして、「国際P.E.N.憲章」に基づき、「文学の普遍的価値の共有」「平和への希求と憎しみの除去」「思想・信条の自由、言論・表現の自由の擁護」を基本理念として活動してきた。
・国際P.E.N.も日本ペンクラブも設立の背景には、戦争に対する危機感があった。戦争に至る社会と世界は、いつ、どこにおいても味方と敵を作りだし、生命と人権を軽んじ、言論・表現の自由を抑圧する。そのことを身に沁みて知った文学者たちが、国境と言語、民族と宗教の壁を越えて集まったのが始まりだ。
・思想の自由や、言論の自由。そうしたものは、平和で経済的に余裕がある時期にしか維持されないもの。そうしたものを絶やさないように、社会を維持していく必要があると思われる。
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