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1872年11月28日、「税関記念日」
投稿日 2020年11月28日 00:00:33 (今日は何の日ですか)
・1872年11月28日、「税関記念日」
・1872(明治5)年11月28日は、江戸幕府が1859(安政6)に、開国するに当たって、諸外国人及び貿易に関する事務を取り扱う「運上所」を、長崎、横浜、函館に設置され、この運上所は、「税関」と改称され、昭和27年に、この日を記念して、大蔵省(現在の財務省)によって「税関の日」が設けられた。東京税関は、1953(昭和28)年に横浜税関の支署から独立した。
・鎖国政策を続けた江戸時代には、長崎の出島が、日本と外国を結ぶ唯一の港だったが、幕末1854(安政元)年に結ばれた日米和親条約を皮切りに、我が国は諸外国に対し、次々に港を開いた。1859(安政6)年、長崎、横浜、函館の港に「運上所」が設けられ、今日の税関業務と同様の輸出入貨物の監督や税金の徴収といった運上業務や、外交事務を取り扱うことになった。これが、今の税関の前の姿だ。
・現在の税関の仕事は、日本から海外に品物を輸入・輸出するときに、その内容をチェックして許可を出すのが税関の主な仕事だ。
・実際に品物の検査を行ったり書類を点検したりして、関税や消費税等がきちんと払われているかを確認したあと、輸入や輸出の許可を出すことになる。
・また、輸出や輸入が合法的に行われているかを確認するための海上パトロールなども行っている。ときには、こうしたパトロールのなかで麻薬などの密輸入をしている船を発見・摘発することもある。
・税関職員は、輸出入を扱う企業の通関業者が申告する税率が正しいかどうかをチェックする役割をもっている。
・税関職員は、輸出入される品物の税率を判断するという重要な役割をになっている。
・一般人にもなじみの深い税関の仕事として、海外旅行から帰国した際に空港や港で行われる荷物検査がある。
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