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1874年1月15日、「警視庁創立の日」
投稿日 2021年1月15日 00:00:06 (今日は何の日ですか)
・1874年1月15日、「警視庁創立の日」
・1874年(明治7年)のこの日、東京警視庁(現在の警視庁)が創設された。 創設者は近代警察の基礎を作ったといわれる旧薩摩藩士の川路利良・初代大警視で、フランスの政治家であるジョゼフ・フーシェ氏に範をとったフランスの警察制度を参考に日本の警察制度を確立した。
・当時、東京以外の府県警察部は知事が管轄していたが、東京に関しては内務省が直接警視庁を置き統制下におiいた。
・明治初期は、武士階級にあった士族たちが政府に対して反乱を起こした時代でもあった。これに対処するため1877(明治10)年に警視庁を廃止し東京警視本署を設立し、警視隊と抜刀隊を率いてのちの西南戦争に当たった。反乱の勢いも収まった1881(明治14)に改めて警視庁が再設置された。
・その後、第2次世界大戦を経た1948(昭和23)に旧警察法が制定されると、警察機構は「国家地方警察」と「市町村警察」の二本柱となり、警視庁は「国家地方警察東京都本部」と、東京の自治体警察としての「警視庁」とに分割された。新警察法が制定された1954年(昭和29)に「警察庁」と「都道府県警察」に再編成され、現在まで続く警察組織が出来上がった。
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