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1902年1月25日は、「日本最低気温の日」
投稿日 2021年1月25日 00:00:18 (今日は何の日ですか)
・1902年1月25日は、「日本最低気温の日」
・1902(平成35)年1月25日は、北海道旭川市で、日本の気象観測史上最低気温となる氷点下41度を記録した。
・これは富士山頂の記録(氷点下38度、昭和56年2月27日)よりも低い温度だった。
・1902年1月25日、北海道の旭川で日本の最低気温マイナス41.0℃を記録した。天気図を見ると、北海道の東に低気圧、九州の西に高気圧があり、等圧線も4本しかないが縦縞に並んでいて、西高東低の冬型気圧配置となっていた。
・旭川市は山に囲まれた内陸にあるため、強い風が吹きにくく、夜間地面から熱が奪われる「放射冷却」が強まり、特に冷え込む。さらに雪が積もっていると、昼間日がさしても、太陽からの熱は雪をとかし蒸発させるために使われ、地面がなかなか温まらなかった。
・旭川市など北海道の内陸では、冬になるとこうした条件が重なるために、富士山の山頂よりも冷え込むことがあった。
・実はその後の1978年2月17日、北海道幌加内町母子里でこれより0.2℃低い気温が記録されたそうだが、気象庁の公式記録の対象から外れていたため、旭川の記録が公式の日本最低気温となっている。
・各地の気温はこのところ上昇傾向にあるので、この最低気温の記録が更新される可能性は少なくなっていると言えるかもしれない。
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